箱一杯のトマトを頂きました。
だから毎日食卓にはトマトがのっかります。 トマトが生まれたアンデスは岩がいっぱいの乾燥したところだと聞きますが、 そこでこんなに瑞々しい野菜ができるなんて不思議ですね。 さて、このトマト。 「桃太郎」「赤ずきん」なんて名前がついたものまで登場するようになりました。 色や大きさ、あまりに仲間が多くなりすぎて差別化しようということらしい。 たしかに購買意欲がむくむくと沸いてくるのも事実です。 我が家に届いたのは「ワケありトマトファミリー」なるもの。 ワケありと言うと何だかB級品というイメージが先行しますが、 これがどうして美味い! 同封された「ファミリー紹介」というのを読んでみると、 ①少しの擦り傷があったり、②チャックのような線が入ったもの、 ③ヘタの部分からぷっくりと盛り上がったもの、 などなど規格が統一されていないというだけのこと。 しかも彼らもちゃんと名前を貰っています。 (①夢見るシンデレラ ②チャック ③ギャザー) トマトの気持ちに詳しいワケではありませんが、 名前があるとちゃんと自分を主張できるし、 なんだか責任みたいなものを感じるんではないかと思います。 そういえば小学生のころ、「自分の名前の由来を調べてきなさい」 と言われたのを思い出しました。 単純に漢和辞典で調べた応用力のない私は、 「史」(=歴史、書物)+「枝」(=木の枝、分かれるの意) という意味を知ってガッカリした覚えがあります。 歴史がバラバラになるとは何ぞや?と。 ホンとに馬鹿だったと思いますが、真実曰く、 「言葉を使って広く後世に物事を伝える」という役目を授かっているのだそうです。 (最近、妹がTVで偉い人が言ってたよ!と教えてくれました) これを知らなかったら、ワケ有り問題お馬鹿ファミリーだったかも…おおコワい。 両親に感謝しつつ、名前負けしないように頑張らなくちゃであります。 text by Fumie Nagai
by bonappetit2007
| 2008-06-11 20:37
| 編集日記
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